はじめに
娘が生まれてはや6か月。ずっと育休を取得し、妻と一緒に子育てを続けています。
しかし、やはりずっと家にいて子守しているというのはマンネリ化してくるものです。
そんな中 Go To Travelを活用して外泊をしてみないか?という話が持ち上がりました。
候補探し
今回の大きな目的は「6か月の娘と初めて外泊する」「親も気分転換をする」です。
これをもう少し具体的に考え・・
- 赤ちゃんの受け入れに慣れている
- 普段行かないようなゴージャスさ
あたりをキーワードに近場の宿の候補を探しました。
このページが非常に参考になりました。
さて、上記のページを見ていると、ディズニーリゾートの周辺のホテルが多いことに気付きました。
6か月の娘と一緒の旅ということで、さすがにまだディズニーは早すぎるだろうということで、深く考えてなかったのですが、「ディズニーランド周辺のホテル」というのは、実は今回の要件をよく満たしているのではないかと思い直し、ディズニーランド周辺のホテルを深堀調査しました。
ディズニーランド周辺のホテルは、赤ちゃん連れに非常に適しており、ベビーベッドの貸し出し、哺乳瓶の洗浄キットの用意、赤ちゃん連れの客が多く多少騒がしくしても目立たない、従業員が赤ちゃんに慣れている、など設備・サービスの面でも今回の要件と一致していました。
加えてディズニーランドの最寄り駅である「舞浜駅」は様々な方法でアクセスできるのも選んだ理由の一つです。自分は認識していなかったのですが「武蔵野線」を使うと埼玉のほうからも意外と電車1・2本でいけるというのには驚きました。
ディズニーランド周辺のホテルには「ディズニーホテル」「オフィシャルホテル」「パートナーホテル」など、様々種類があり、値段やグレードもまちまちでした。
今回の旅の目的から考えると ゴージャスなホテル、という話なので、そこそこいい感じのホテルを選びたいところです。
妻とホテル一覧を眺めていると「ディズニーホテル」というのは、いわゆる一般的な高級ホテルというのとは少し毛色が違っていることに気付きました。
外装・内装がディズニーの世界観に合わせてあり、建物のあちこちにディズニーキャラクターをあしらったオブジェなどが設置されているのです。
他のホテルに関しても、子供向けのポップな色合いなどの内装ではあるものの、ディズニーキャラクターなどは使えないようで、ディズニーホテルほどの「思い切ったキラキラ感」は無いようでした。
折角行くなら、この楽しげな「ディズニーホテル」が良いだろう。ということで、今回は数あるディズニーホテルの中でも、その佇まいが最もゴージャスそうな「ディズニーランドホテル」への宿泊に挑戦することにしました。
Go To Travelとディズニーランドホテル
ディズニーランドホテルの宿泊予約は公式ホームページからできるようでしたが、この申し込み方法だと、Go To Travelは適用されません。
しかし、ここであきらめずに調べていると、、例えば一休(ホテル予約・旅館予約[一休.com])のような、宿泊予約サービスを経由して予約することで Go To Travelの恩恵を受けることが出来ることに気付きました。
ちなみに今、ディズニーランドホテルは「外壁工事」を行っており、客室の一部は窓が開けられない状態になっているようで、少し安いプランになっているのですが、あまり人気がないようで、比較的予約が空いていました。
まぁ、今回の主役である6か月の娘は終始眠っているし、あまり外の景色にはこだわらないで良いだろうという「選択と集中」作戦により、少し安めの「外壁工事部屋」を予約しました。
(この辺、謎にケチるのが自分らしいな、と思ったりします・・)
ともかく宿は予約できました。
ホテルのサービスとしてベビーベッドがあるというのは把握していたので備考欄でベビーベッドを用意してほしいと伝えました。
旅行の予定を立てる(スケジュール)
なんといっても生後6か月の娘を連れての初めての外泊です。ちゃんと計画を立てないと大変なことになりそうです・・
ということでまずはタイムスケジュールを検討しました。
現在の娘は朝寝、昼寝、(昼寝が不十分な時は)夕寝、が必要で、離乳食は2回食、完ミ(母乳ではなくミルクのみを飲む)という状態です。
離乳食は慣れさせるために与えているので旅行の間くらいは食べなくても大丈夫そうです。睡眠は、その時間になったら眠るので、親の食事や移動時間とうまく合わせられるとよさそう、、といった感じでタイムスケジュールを考えました。
1泊2日の予定を考えているとまぁ、とてもディズニーランド内に入っている余裕はなさそうだったので、大まかな予定としては
移動 → 宿泊 → ちょっとウロウロする → 家に帰る
という感じに決まりました。
ディズニーランドホテルに泊まりつつ、ディズニーランドに入らないなんて、なんと不思議な旅なんだ!と思っていましたが、実際にホテルの方に聞いてみると、そういうお客さんも結構いるらしいです。
旅行の予定を立てる(持ち物)
次に気になるのが持ち物です。
おむつ、哺乳瓶、保湿用のミルクローション、、哺乳瓶洗浄用のブラシは必要?、服は何枚必要?
と、戸惑いながらも書きだしたうえで整理して、必要なものを用意しました。
結構量が多いので、今回はホテルに荷物を送りつける作戦を採用しました。
事前にホテルに送る荷物
- おむつ x20
- 粉ミルク缶(ビニール袋に入れる)
- 保湿用ミルクローション
- おしりふき
手荷物で持っていくもの
- 短肌着 x4
- 普通長袖 x2
- 厚手長袖 x3
- 靴下x2
- レッグウォーマーx1
- 防寒用ポンチョ
- タオル x3
- ガーゼ x6
- 哺乳瓶 x4
- ブランケット
- おくるみ x1
- 抱っこ紐
- 皮膚の炎症を抑える軟膏
- ベビーソープ(風呂用)
- BOS袋(おむつがにおわない袋)
- ビニール袋
- お気に入りのおもちゃ
- おむつ替えセット(数回分)(おむつ、おしりふき)
- ミルクセット(2回ほどミルクが作れるように)(粉ミルク、お湯、湯冷まし)
全部を大き目の肩掛けバッグにいれて、準備しました。
ベビーカーも今回大活躍したアイテムです。
ホテルに事前に確認すると下記はホテルで貸してくれるということで荷物が少し減りました。
- 哺乳瓶電子レンジ除菌箱
- 哺乳瓶用スポンジ
- 哺乳瓶用洗剤
実際のスケジュール
今回の旅行の実際のスケジュールをまとめてみました。
細かいところはスケジュール表を見てください。
ミルク、睡眠と いつもの娘のスケジュールをこなしつつディズニー周辺を満喫してきました。
今回良かったのは、移動中やいつもと違う部屋にもかかわらず娘がちゃんと寝て、ちゃんと飲んでくれたことです。おかげでかなりスムーズに旅をすることが出来ました。
恒例の食事難民とGo To Travel 地域共通クーポンの罠
今回ハラハラしたのは食事です。娘がどこでどういうぐずり方をするかわからなかったので、「最悪コンビニ飯で・・」というつもりで何の予約もせずに出発したものですから、案の定 食事の調達に苦労しました。
加えて今回はGo To Travelキャンペーンで、地域共通クーポンというものが発行されており、これも使い切ってしまいたいという気持ちがありました。このあたりもう少し事前に調べておけばよかったです。
Go To Travelの地域共通クーポンが使えるお店は
を見ると、地図上で確認することが出来ました(が、スマートフォンで見ると異常に動作が重たいのがつらかった・・)
夕食をどうしようかとこの地図を見てみると、地域共通クーポンが使えるお店は大手コンビニ以外では、ホテルのレストランがほとんどで、当然それらは予約で埋まっていました。また、この地域共通クーポンは「電子クーポン」と「紙クーポン」の2種類があり、店舗によっては「紙クーポン」しか扱っていないところもありました。
「最悪お土産を地域共通クーポンで買えるかな?」と思っていたのですが、ディズニーのお土産が買えるお店で利用できるのはすべて「紙クーポン」だけでした。
電子クーポン・・ダメじゃん・・
しかし我々はあきらめません・・
夜ごはんは唯一電子クーポンが使えて、予約などが不要そうな「ベッカーズ」にて調達することに成功しました!
ベッカーズは初めて利用したのですが、まぁいわゆるちょっと良いハンバーガーチェーンという感じで、ややジャンキーな感じはありましたが、夕食を堪能しました。
また、ベッカーズの買い物の道中にちょうどディズニーランドの花火が上がっているのを見ることができ、ちょっとラッキーな気持ちになりました。
ただ、娘が就寝していたため、ホテルの部屋の隅で薄暗い中食べるという、ちょっと不思議な夕食となりました。
翌朝の朝ご飯は、まぁ普段もそんなにしっかり食べないということもあったので、コンビニでテキトーなものを買って済ませました。一応朝ごはんのビュッフェも予約が空いていないかを夜に確認したのですが、まぁいっぱいでした。そうですよね、、事前に予約が基本なんですよね・・
そして最後のチェックアウト後の昼ごはん、、ダメもとでお昼のタイミングでビュッフェの状況を聞いてみたところ「すぐに入れますよ」とのこと・・・!!!
最後の最後でホテルの素敵なビュッフェにありつけたのです!!
後で冷静になって考えると、ホテルの性質上、宿泊者の多くはディズニーランド内で昼ごはんを食べるため、ホテルのレストランは比較的空いているということのようでした。
ということでGo To Travelの地域共通クーポンも使い切ることが出来ました。
今回は食事周りがハラハラしましたが、結果オーライでした!
ディズニーランドに入らないディズニー観光
まぁ正直なところ、入らないと特にできることは何もありません。そんな中見て回ったのはホテルの庭「アリスガーデン」「シャーウッドガーデン」、ホテルの玄関「ファンタジアコート」です。ベビーカーを押しながらウロウロするにはちょうど良い広さで、ディズニーの雰囲気を感じつつ、まったりと散歩しました。
ディズニーランドからは1駅離れた「葛西臨海公園」にも遊びに行きました。ここはディズニーランドとは打って変わって、広々としていて自然が美しい公園でした。
娘に初めて海を見せることが出来て、親としては満足しました(娘はすこし寒かったのか不機嫌でしたが・・)
ちょっとスケジュール的にきつくて葛西臨海公園は急いで歩き回る羽目になりましたが、水族館や観覧車などもあり、ここだけでも楽しく観光できそうな公園でした。
最後にディズニーをぐるっと一周しているモノレールである「ディズニーリゾートライン」に乗り、ディズニーランド・ディズニーシーを一周見渡してから、家に向かいました。
まぁちょっと物足りないですが、ディズニーランドに入るのは、娘がもう少し大きくなってから挑戦しようと思います。
まとめ
娘を連れて初めての外泊、ということでGo To Travelを使って東京ディズニーランドホテルに行ってきました。
今までの夫婦二人の旅行は まったり、くつろぎに行く、という感じでしたが、子連れの旅行というのは、ハラハラドキドキ、でも充実感がある、スポーツのような感じがしました。
これはこれで気分転換としては面白く、これから始まるエキサイティングな育児の片鱗を味わったような、そんな旅行でした。
ここまでの記事で書いたように、私は結構長めの育児休業を取得しており、そのおかげでこのような充実した時間を家族と過ごすことが出来ています。
育児休業いいですよ!!とアピールしてこの記事を締めます。