3DプリンタX軸の自己修復的な修理

X軸の調子が悪い

3Dプリンタを買ってもう1年半ほどですが、どうも最近X軸の調子が悪い

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具体的にはX軸のベルトが頻繁に緩むようになっていました。

Y軸のベルトは対して緩まないのになぜX軸だけ、、?と思いながら、緩んでいるときには、ケーブルをきつく付け直していました。

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↑緩んでいたのは赤く囲った部分のベルトです。

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↑今回問題となったのはここの部品。この部分は3Dプリンタで作成されたものです。

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現物はこんな感じです。一見問題ないように見えますが、モーターを固定している部分が大きく曲がってしまっているのです。

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取り外すとわかりやすいですが、波打つように曲がってしまっています。

X軸のベルトの張力により、徐々にプラスチックが曲がってきてしまったようです。

そのためベルトが他の部品にこすれるようになってしまい、摩耗していましたし、X軸の移動もスムーズではなくなりかけていました。

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そういえば3Dプリンタのマニュアルに、パーツのデータも同梱されていたので、同じものを3Dプリンタで出力。自分で自分を修理するというのができるのが3Dプリンタの面白いところです。

ベアリングがかなりきつくはめ込んであって外すの、入れなおすのも苦労しましたが、とりあえず新しいパーツに付け替えて今は問題なく動いています。

 

これにて修理終了。

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左右でパーツの色が違っているのも愛嬌ということで。これからも働いてもらいます!

 

3Dプリンタを使って何が作れるかはこちら

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