これはなに?
ESP-WROOM-02でゲーム機を作ってみました。
構成
CPU: ESP-WROOM-02
0.25Wスピーカー
8ボタン入力(74166経由で接続)
電源スイッチ
128*128カラーTFT液晶(SPI接続)
単3乾電池x3
画面、スピーカ、ボタン と、ゲームに必要なものは一応搭載したつもりです。
ESP-WROOM-02は500円程度で買えますし、液晶も1000円程度のものです。
(液晶は中国で買うと安い: 激安さーち)
工夫したところ
ESP-WROOM-02ではGPIOが足らないので74166(パラレル-シリアル シフトレジスタ)を使って、接続した。
テトリスを作ったところ1フレームあたり20msくらい出せる模様。30FPSはいけそうです。
Wifiが利用できるので、これを活用したゲームが作れるかな、、?と思ってます。
ESP-WROOM-02ピンアサイン
ESP-WROOM-02はGPIOが少ないので、ピンアサインは気になる人も多いかな?
水色背景のところは液晶との接続、黄色背景のところはシフトレジスタとの接続です。ジャンパとして使うピン(IO15,IO02)も出力ピンとして使っているところがポイントです。
ほかの有名な自作ゲーム機との比較
Gamebuino、Arduboyなどとの比較
- Arduinoベースである点は同じです。ESP8266用のArduino環境を使っています
- 液晶がカラーであるところが違います。ほかのものはモノクロです
- ボタンが8個あるところが違います。ほかのものは十字キー+2ボタンです
- Wifiが利用できるところが違います。
- SDカードは利用できません。GamebuinoはSDカードが搭載されています。
wifi接続ができる!
ほかの自作ゲーム機と違ってWifiが利用できるということで、デモとしてWikipediaの記事を表示するというのをやってみました。日本語フォント周りがまだ準備できていないので、英語ページのみですが。
動画が見たい方はこちら
順に表示するだけだけどesp-wroon-02(esp8266)でwikipediaリーダーできた! もちろんインターネットにアクセスしてます。 pic.twitter.com/1lvjAhQtyA
— ina_ani (@ina_ani) 2017年3月27日
写真
ユニバーサル基板を使って実装したので、ゲーム機としてはかなり大きめとなりました。
ESP-WROOM-02と液晶は取り外せるようになっています。
裏返すと手で頑張っている様子がわかります。