ESP8266で納豆ボタンをつくってみた

これは何?

納豆が無いときにぽちっと押すと「納豆がない!」とLINEに投稿する素敵なガジェットです。

いわゆるAmazonDashボタンのようなものですね。

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なぜ作った?

以前から我が家ではお手製の「Todoアプリボット」を使っていました。

このボットは「~が無い」とか「~買った」というキーワードに反応するボットで、グループチャットに参加させておくことで、自然と買うものリストを管理できるようになるというものです。

 

これはこれで便利なのですが、台所で家事をしているときに、納豆がないな・・ スマートフォンを取り出して「納豆が無い」、、っと  とやるのが億劫になってきたのでワンタッチでこれができるものが必要となってきたのです。

 

アーキテクチャ

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仕組み

ESP8266を使っています。

単三電池3本で駆動します。常に動かしているとすぐに電池がなくなってしまうので、「電源ボタン」を用意しています。これを押してからしばらくの間は入力を受け付け、一定時間が経過すると自動的にスリープに入ります。

(本当はこの部分も自動化して、納豆ボタンを押した瞬間に電源が入って、送信後自動的にスリープするようにしたいが、良い方法が思いつかなかった)

また、納豆だけではつまらないので8個のボタンを搭載しています。我が家では「納豆」「牛乳」「たまご」「豆腐」の追加と削除ができるようにしてみました。

我が家に小型のI2C液晶が余っていたのでステータス表示用に取り付けています。

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思いつくままに作ったので、中身が結構ぐちゃぐちゃです。

一応メイン基板と、キーボード基板、液晶基板の3枚構成です。

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筐体

3Dプリンタと長いネジで作っています。

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まだ慣れないけどFusion360モデリングしました。

 

案外でかいです。もっとコンパクトにする余地あり

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 まとめ

3Dプリンタがあると思いついた形のものが作れて便利だなと思う反面、せっかく自由度が高い3Dプリンタなのに、なんの面白みもない四角い筐体にしてしまった。

ともあれ、しばらく我が家で動かしてみて電池の持ち具合や、使い勝手について検証したいところです。

650円のマイコンでここまで作れちゃうのはとてもリーズナブル。これを見てる方も生活を便利にするガジェットを作ってみませんか?

 

 参考

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DeepSleepへの移行とボタン押下による復帰