背景
最近のメインPCはノートパソコンにしているのだが、どうも今までのものが性能が低くて使いにくい・・
ということで新しいものを探すことにした
パソコンで行う作業
行う作業によりパソコンの性能を選ぶ必要がある
- ブラウジング(タブをすごい開く
- ビルド(主にArduino)
- Dockerを使った作業
- ちょっとした画像加工
- テキスト編集
- 3D編集(Blender, Fusion360, OpenSCAD)
- 回路編集(KiCAD)
- デュアルディスプレイ
今までのマシンで特に「性能が低いな」と感じたのはブラウジング、ビルド、Dockerを使った作業の3つです。
特に、最近Kubernetesがらみの検証を行うときに、ブラウザ+Dockerの組み合わせで作業することが多く、この際にメモリ不足となるのが非常にストレスでした。
今までのパソコンのスペック
LIFEBOOK P771/Cです。( https://www.fmworld.net/biz/fmv/lifebook/1107/p771c/ )
法人用のノートパソコンのようで、これの中古を買って使っていました。(確か2-3万くらい)
OSはWindows10 ProなのでHyper-Vなどが使えます。
メモリは標準から増やして8GBに増設しています。(メモリはいくらだったか忘れた)
CPUはCore i5-2520M(2.5GHz) 、いわゆるSandyBridge(第二世代Coreプロセッサー)
ストレージはSSDに換装していました(これもいくらだったかな)
ディスプレイは12.1インチで軽量だったので持ち運ぶには非常に便利でした。
しかし、メモリ不足に陥ることが多かったので、メモリは8GB以上必要。ビルドも少し時間が気になることがあったので、CPUも早いといいな、という感じで新しいPCを探します。
メモリの最大搭載量
メモリが8GB越えのノートPCを探していたのですが、8GB越えということは16GBまたは32GBくらいが現実的な選択肢となってきます。
今回は、もうメモリに悩みたくない!という強い思いで32GBのマシンを探していました。
メモリ32GBというと、各社のラインナップのなかのミドル~ハイエンドクラスのマシンか、ゲーミング用PCが候補にあがりますが、結構高い(15万越えとか)
高いマシンはもちろんそれ相応のスペックなのですが、私の使い方だとその性能を必要としていない気がしていて、ちょっともったいない気がします。例えば高性能なGPUや、無駄にコアの多いCPUがあっても使いこなせる気がしません。
メモリを交換する前提で型落ち機種を探す
ということで、メモリは買った後交換する前提で、探すことにしました。
つまり、「すこし型落ちの32GBまでメモリを増やすことができるノートパソコン」にフォーカスしたわけです。
調べていくとDellや、Lenovoのマシンに条件を満たすものが多そう・かつ中古が市場に出回っていることに気づきました
Dellのマシンについて、最大搭載メモリー量は下記ページを参考にしました。
https://blog.takuros.net/entry/20120605/1338910909
Latitude 5580に決めた
https://japancatalog.dell.com/pd/latitude-5580-laptop.html
ということでいろいろ探し回った挙句Latitude 5580に決めました。まぁめぐり合わせと、調査の疲れの折り合うところがこれだったということで・・
- Window 10 Pro
- Intel Core i5-6200U(2.3GHz)
- メモリ: 32GB(8GBから増設済み)
- ディスプレイ15.6inch Full HD
- 256GB SSD
- VGA/HDMI
中古で6万くらいで購入してメモリが2万くらいだったから、占めて8万円くらい?
(↓ メモリさらに安くなってる・・今が買いですよ!)
しばらく使った感想
CPUは第2世代→第6世代までひとっとびしましたが、それにより何かがすごい快適になったという気はしませんでした。第6世代といっても末尾が「U」の低電力版だからかもしれませんが。唯一早くなったと感じたのはArduino向けプログラムのビルドかな?
つまり実は僕はそれほどCPUを利用する作業をしていない・・ということがわかりました。
メモリとストレージは劇的に良くなりました。以前だとタブをある程度開くとブラウザがクラッシュしたり、頻繁にswapが発生してフリーズみたいなことが起きていましたが、メモリが32GBあるおかげで、そのようなことは一切起きなくなりました。
普段のメモリ使用量を見ると大体16GB近辺まで使っているので、妥協してメモリを16GBにしていると、危なかったかもしれません。やはり32GBくらいが基本的人権のように思います。
大量にタブを開く+Dockerを実行 というのができるようになって、非常に作業がしやすくなりました。
VGAとHDMIの両出力があるという点も、便利です。プレゼンを行う際などに、コンバータが不要ですし、Windows機のHDMIやVGA接続はMacなどに比べて非常にタフです。(個人的な印象です)
悪くなった点は唯一1つ、「でかくて、重たい」ことです。まぁこれは仕方ないかな・・・32GBメモリが載せられて、12インチくらいのマシンがあればさらによかったかなと思うところです。
ともあれ、そんな感じで今回のノートパソコン新調は大成功だったのではないかと思っています。
まぁ変にケチらず、最高級マシンをバーンと買ってしまえば、このようなことをうじうじ考えなくてもよくなるようにも思うのですが、、それではなんかちょっともったいない・・ちゃんと必要なところにだけお金をかけたい・・ という謎のこだわりにより、今回のような選択をしました。
人によってこの辺の感性や、こだわりポイントは違うと思うので、ほかの人のPC選定基準も聞いてみたいと思いました。