自炊してますか?
コロナ禍という事、また、私の場合は育児休業していたこともあり、ここ1年ほど自炊をする機会がぐっと増えました。
自分は元から「自炊」についてはそこまで苦手意識は無く、必要とあらば自炊してきましたが、ここ最近その自炊レベルがちょっと向上してきたと感じたので、記事にまとめることにしました。
大学に入って初めての自炊生活スタート
大学に入ったときに初めての一人暮らしをスタートしました。学生という事で例にもれず自分も自由にできるお金が少なかったという事もあり、自然と自炊を始めました。
始めこそ、「グラタン」「シチュー・カレー」など凝った料理に挑戦していたのですが、だんだん面倒になってきて 白米+納豆+野菜炒め、とかチャーハンといった、簡単料理に収束していきました。
ここで学んだことは
- 1品の料理であればレシピを見ながら作ることが出来る
- 野菜炒めは簡単で栄養バランスも良さそう
- 自分はそこまで食にこだわりが無いので1品料理でも問題ない
結婚して「人にふるまう料理」を意識する
その後、長い間 簡単なメニュー生活が続きましたが、結婚して妻にも料理を食べてもらうこととなり、「人に食べてもらう」という事を少し意識するようになりました。
と言ってもメインが「野菜炒め」なのは変わらず、副菜や、盛り付けなどに気を付けるようになったかな、という感じです。
まぁ共働きなので、昼は会社で食べますし、夜も気が向いたら外食したり、妻も料理を作ったりする生活だったので、バリエーションが少ないことはそこまで気になりませんでした。
ここで学んだことは
- 野菜炒めばっかりだと妻が飽きる
- 気が向いたら外食するという生活習慣もアリ
コロナ禍・育休でバリエーションを意識する
そしてこのコロナ禍・育休です。
別の記事にも書きましたが、妻は妊娠してから体調がすぐれず、台所に立てない日も多くありました。また、「つわり」ということで、食べれるものも制限され自炊の難易度が上がりました。
育休に入り生活時間に隙間が出来てきたタイミングで、副菜を作り置きしたり、肉を下ごしらえして冷凍するなど、料理の前の工夫というのも実践するようになりました。
妻と娘がでかけてる間に作り置き3品作った!
— ina_ani@9ヶ月の育休から復帰 (@ina_ani) 2020年10月30日
- ほうれん草とシメジのお浸し
- モロヘイヤ味噌
- 蒸しサツマイモ pic.twitter.com/eeAJvOYo4j
鶏肉を少し醤油・みりんに漬け込むだけでも、随分おいしくなるという事を学びました。
育休に入ってから、わりとまともに料理するようになった。これまでもやっていたが作り置きとか、下ごしらえをする系は、やっていなかった。 pic.twitter.com/UT8avRpzIV
— ina_ani@9ヶ月の育休から復帰 (@ina_ani) 2020年6月7日
ただ昼・夜 毎食作るのは負担が大きいという事で、一食はヨシケイの「冷凍弁当」に頼ることにしました。
ここで学んだことは
- 子供が生まれると外食が厳しい
- 今までの方法で毎晩自炊するとバリエーションに乏しい
- 冷凍弁当は便利
- 作り置きは便利
- 下ごしらえは有用
カットミールで「献立」を意識する
そして、今年に入ってから 私が育休を終え、仕事に戻るようになり、夜ごはんの準備する時間がタイトになってきました。
そこで、ヨシケイの「カットミール」を1か月間ほど試すことにしました。
これは主菜・副菜の2品目が作れるだけの材料を届けてくれるというサービスです。
うれしいのは主菜、副菜の工程をミックスしたレシピです。
今まで自分は1品をシングルタスクで作ることはできたのですが、複数の料理をマルチタスクで準備することが苦手でした。このレシピはこの自分の問題をスムーズに解決してくれました。
(そして、マルチタスクといっても、当然自分は1人なのでいわゆる時分割システムなのだなということを身をもって理解しました。)
(無断転載禁止らしいので、雰囲気がわかる一部画像を掲載。)
ここで学んだことは
- 「献立」という概念
- 並行して複数のレシピを調理するという修行
クラシルで料理レベルアップ
そして先週から、夜ごはんの準備をカットミールに頼らない「完全自炊」にしてみるという挑戦をしています。
主な理由としては、子供が大きくなるにつれて自炊スキルアップが必須であったり、カットミールは便利だが割高、というようなことが挙げられます。
ただ、無策に「自炊をやるぞ!」としても、また今までの「野菜炒め」のみの自炊スタイルに戻りそうだったので、いろいろと本やアプリを探してみました。
その結果「クラシル」が結構よさそうということで、先週はクラシルを使ってみました。
クラシルは今回のような用途に非常によくマッチしていて、「献立の計画」「買い物」「調理」という3つの作業をスムーズにサポートしてくれました。
まず、献立の計画です。主菜・副菜・汁物の3品を選びます。クラシルはメニューが豊富で、旬の食材や、冷蔵庫に余っている食材をキーワードに検索をすると様々な候補が表示され、そこから好きなものを選ぶことが出来ます。これでひとまず3日分の献立を決定します。
次に、買い物リストの作成です。先程決定した献立を作るために必要な材料がすでに登録されているので、その中から家にあるものを消すことでリストを完成させます。この買い物リストも地味に便利で、材料をタップすることでそれがどの料理に必要なものかをさっと確認することが出来ます。これにより、スーパーで代替の食材を選ぶのが非常に楽でした。
最後が調理です。献立を構成する3つの料理のレシピをスワイプで切り替えることが出来るというUIにより、並列に進行する料理の工程を比較的簡単に把握することが出来ます。(欲を言えばヨシケイのカットミールレシピのようにマージして1つの工程として表示してほしい。)
まぁ、こんな感じで「クラシル」に助けられながら料理をしてみました。
結果、非常にそれっぽい食卓になり、自分でもここまでちゃんとした料理ができるようになったことに驚きました。
ここに記載した適切なステップアップが良かったのだとは思いますが、それを差し置いても「クラシル」がよくできているなと感じました。
まとめ
今さらですが、アプリの力を借りてやっとそれっぽく料理ができるようになってきました。
モノづくりは元々好きな方ですが、毎日「おいしい!」と褒めてくれる妻の存在も大きいです。いつもありがとう。