GamebuinoをOLEDで作ってみた
ずいぶん前に作っていたのだけれど、ブログに書いていなかったので。
巷ではArduboyが盛り上がっていますが、Gamebuinoもなかなかイケてます。
項目 | Arduboy | Gamebuino |
---|---|---|
ディスプレイ | OLED 128*64 | FSTN 84*48 |
SDカード | なし | あり |
携帯性 | 抜群 | そこそこ |
ディスプレイはArduboyが優れており、SDカードからのゲームロードという点でGamebuinoが優れています。
そこで、、
「Gamebuinoの回路で、ディスプレイをOLED128*64にしたもの」
を作ってみることにしました。
要はGamebuinoとArduboyの良いところを真似たゲーム機です。
ディスプレイはこれを使います http://www.aitendo.com/product/7273 SPIなので、ほかの液晶と同様に接続すればOK
あとは以前記事を書いた ここ http://d.hatena.ne.jp/inajob/20160322 と同じです。
また、今回は前回より小型化を目指しており、そのために単4電池1本で動くようにしました。昇圧回路が思ったより場所をとったので、単四電池2本でも大して変わらなかったかも・・
まぁそんなこんなで、完成品です。
Arduboyよりも一回り小さいディスプレイですが、反応速度やコントラストはさすがOLEDといったところです。
GamebuinoからArduboyへの移植用のライブラリを作ってみた
こうして作ったハードウェアはGamebuinoとよく似ていますが、ディスプレイが違うため、ソースコードに手を入れる必要があります。
その手を加えたものがこちら。
https://github.com/inajob/Gamebuino/blob/master/for-arduboy.md
このライブラリを使ってGamebuinoのゲームをコンパイルすることで、このハードウェア用のバイナリを作ることができます。
またおまけとして、純正Arduboy用のバイナリを作る機能も付けました。
Arduboyはついにスイッチサイエンスでも販売されるようで、これからますます流行ってくるのではないかと思います。
https://www.switch-science.com/catalog/2880/
このライブラリを使ってGamebuinoのゲームをArduboy用にコンパイルして遊んでもらえればと思います。
また、腕に覚えのある方は、秋葉原を回って、僕みたいにGamebuinoとArduboyの良いとこどりゲーム機を作ってみてはいかがでしょうか?